従来のHPVワクチン補助対象者は、3回目の接種が高校1年生3月31日までに終了する方に適応されています。現在(令和6年4月)、その期間に接種できなかった方への、ワクチン費用の補助が期間限定で行われています。
しかし来年令和7年3月31日をもちまして、この救済措置は終了となります。
3回接種の途中段階でも、期限を越した場合、以降のワクチン負担額は自己負担となりますので、注意が必要です。
当院で使用しています、シルガード9®︎は一般的なスケジュールでは、1回目から3回終了までに6カ月、最短でも4カ月の期間が必要となります。
もちろん、発熱など接種者の状態により、延期せざるを得ないことも起こります。
自由診療となりますと、一般的に3回接種で10万円前後の費用が発生することが多いようです。
希望される方は、お早めにかかりつけ、もしくは当院を含めました、子宮頸がんワクチン接種に対応する医療機関へ、ご相談してください。
山口県萩市では、市役所の健康増進課のホームページに、対応医療機関や補助対象者の詳細も掲載されていますので、参考にされるとよいと思います。参考までに、救済対象者を簡単ですが、下記に記載します。
最後に、子宮頸がんワクチン接種への不安があり、迷われている方も、おられると思います。
不安を軽減する目的も含めまして、当院ではまず、受診時に説明を行い、それから子宮頸がんワクチンの予約をしていただくようにしています。
気になる方は、電話にてお問い合わせを、よろしくお願いします。
該当者
平成9年〜平成17年度生まれの女子で3回の接種が完了してない方
(例 1回しか終了してない方は残り2回が対象となります）
※令和4年度に17歳〜25歳になる女子
令和4年4月1日〜令和7年3月31日の3年間のみ実地予定